月刊誌「Meets Regional 5月号」でご紹介いただきました。

全国的に春の嵐と予報されていた本日。モハキハがある大阪の谷町と玉造のあいだも、終日しとしとと雨が降っていました。土砂降りになったのは予報よりだいぶん遅い20時半頃。店を閉めて帰宅し、猫にまとわりつかれながら夕飯の支度をしていると、家の中にまで響き渡る激しい雨音。桜のシーズンはきっとこれで終わりとなりますが、雨が上がればきっと若葉がまぶしく光る新しい季節が町に上書きされていくことでしょう。

なんつって、詩的な表現をしていたらお腹がグー。本日のモハキハカレーをご紹介。

トッピングは「豚バラ肉と大豆と新玉ねぎのトマト煮」「菜の花のごま和え」「レンコンのバター焼き」「葉付きにんじん」「ゆで玉子」「サラダ」でした。

今日のトマト煮には大豆を豪快に入れすぎました。ああ、お豆さんラブ!



さて、昨日の「cycle」に続き、もうひとつモハキハのメディア掲載情報です。

4/1に発売された「Meets Regional 5月号」の誌面で、モハキハをご紹介していただきました。

Meets Regionalhttp://lmaga.jp/meets/1305/index.html


雑誌後半の「New Arrival」という新店情報コーナーでの掲載です。実はモハキハのミーツ掲載は初めて。先月号の京阪神のカレー屋を網羅しているカレー特集号にもモハキハは載っていません(店主がヨーロッパに行っていたからだと思いたい)。物書き稼業の浅利芙美としてはたびたびお仕事しているのですが、店を取材していただくまでには3年かかりました。3月にリスタートした新生モハキハとしては初めての情報掲載です。

この最新号は、関西の街情報誌=飲んだり食べたりの店がいろいろなイメージだったミーツとしては珍しい「暮らし」特集。特集「LIFE IS BEAUTIFUL!」では、いま同時多発的に関西のあちこちで育まれているさまざまな自由な暮らしぶりが紹介されています。身の丈サイズの豊かな暮らしの数々に「ほほぅ!」と膝を打つ家々が続く中、箸休め的に突如現れるネタ的企画「ミーツのこじまん棚。」というページに、モハキハ店主の家の一部も紹介されています。

ベランダのお手製ウッドデッキ。写真は昨年の夏ですが、このあとに園芸番長が身長2mのオリーブを連れ込んだり、トネリコの木を巨大な素焼き鉢に植え替えたりしたので、さらに「賃貸なのに引っ越す時にどうすんだ?」状態になってきていますが、居心地はさらに快適に。ここ数日で暖かくなってきて、猫がベランダに出せ出せニャーニャーと騒いでは日なたでゴロゴロを謳歌しています。


ちなみにこの特集、表紙と巻頭扉ではデザイン集団「graf」の服部滋樹さんの自宅が初めて公開されています。この巻頭インタヴュー記事をモハキハ店主こと浅利芙美が書きました。もともと別の取材でお会いした時に、「脱LDK論」を唱えていた服部さん。ふと「じゃあ服部さんはどんな家に住んでるんですか?」という話から取材という名目でお家に上がり込むことに。いろいろ語ってくれたインタヴューの中には「ライフ・イズ・ジャーニー」というキーワードもでてきました。家を作る(それが賃貸であろうが持ち家であろうが一戸建てだろうが長屋だろうが一部屋だけだろうが関係なく)ことは、空間を囲うことではなくてむしろ空間から解き放たれることではないかなあという気持ちになった取材。そうそう雑誌特集の巻頭原稿を書かせていただいたのも久々のこと。やっぱり巻頭言は気合いが入ります。

モハキハとしても店主としてもいくつかの接点と共感するポイントがある「Meets Regional 5月号」。モハキハでいつもぼんやり考えている「日常と旅はニアリーイコール」ということのヒントがたくさん詰まっています。ぜひご覧ください。