旅のみやげ話 06「世界の中央駅いろいろ:ベルリン篇」

2013.03.02 Saturday 12:00
mohakiha is coming back!

春がこっそりスキップしはじめる3月最初の土曜日に、モハキハが町に帰って来るってことを少しだけ大きな声で言っちゃおう。カレーとコーヒーと暮らしに芽生える旅心。旅は大げさなものじゃない。軽快なステップを踏めば出発のベルが鳴るよ!
くわしくはこちら http://d.hatena.ne.jp/mohakiha/20130218


プラハ中央駅から国際特急ECに乗ってベルリンを目指します。ECには名前がついていて、私たちが乗ったのはブラームス号でした。

チェコビールを飲んだり旅日記を書いたりおやつを食べたりしているうちに、いつしか国境を越えていました。ドイツ国境を越えた最初の駅で警官が巡回してきましたがもちろんパスポートコントロールはありません。

約4時間でベルリン中央駅到着。

チェコ国鉄の車両もおつかれさまでした。

そして赤いカラーリングがかわいいドイツ国鉄。ビバDB!

ベルリン中央駅は超がつくほど都会駅で、つい今朝までプラハにいた私たちは腰を抜かす。しかも頭上に列車が走っているよ。渋谷の宮益坂下ではじめて地下鉄銀座線が空を横切るのを見たとき以来の感動だよ!

その近郊鉄道Sバーンに乗り換えて市内を移動。宿の最寄り駅は、旧東ドイツ側にありました。跨線橋から見るとなかなかの景色。

その隣駅にはベルリン東駅。東西ベルリン時代には、東ベルリンの中央駅でこちらも「ベルリン中央駅」と主張していました。いまは、その座を譲ったものの、旧駅舎も新駅舎も広くて威風堂々とした佇まい。ベルリンからブリュッセルに移動するための新幹線ICEの始発駅だったので、最終日の朝はこの駅から乗車しました。言わば、準・中央駅。

おまけ。ケルン中央駅。

DBらしい駅という印象(確証なし)。

ここでICEからICEへ乗り換えました。

こうして写真を見て思い返すと、スルスルッと蘇る記憶と気分。鉄道で移動するスピードや駅の広さや階段のアップダウンは、人間の身体にぐっと馴染むような気がします。