月刊誌「Cafe & Restaurant 2月号」でご紹介いただきました

もうひとつ、モハキハの雑誌掲載のお知らせです。

カフェなどの飲食店向けの専門月刊誌「Cafe & Restaurant 2月号」(旭屋出版)でモハキハをご紹介いただきました。

特集「小さなカフェ開業」の中の「女性オーナーがつくるステキなカフェ・専門店」のコーナーで、モハキハは見開きページいっぱいに外観・店内、カレーやコーヒー、使っている器具や雑貨、そしてふだんお見せしない(いや、お見せできない)カウンタ内部の調理作業スペースの写真まで掲載されています。東京千駄木「ギャリコ」さん・東京祖師ケ谷大蔵「Cafe green ginger」さん・三重桑名「Feve de cacao」さん・大阪豊中「森のおはぎ」さんの4人のオーナーさんと並んで、モハキハ店主も開業するまでの流れや営業していて日々感じることなどを少しだけお話しさせていただきました。

ステキ……なんて恐れ多いのですが、とても丁寧な良い記事に仕上げていただきました。

取材の時には少しでも体験談や実践的なことをお話しできたらと思ったのですが、店主の言葉足らずで、「まだできていなくてこれからやっていきたいこと」をあたかも「今すでにできていること」のようにお伝えしてしまったことが、自分の言葉を読んでいて恥ずかしいです(あとデコッパチの顔写真も)。

モハキハはたしかに女性店主がひとりで営業している、こじんまりとしたお店ですが、決して店主がひとりでがんばっているわけではありません。周りのひとや家族に支えられて日々営業できています。そもそも「手織り教室 Aru」の定休日に間借りする形で開店して今に至っています。店主ひとりで語ることができる経験や実績なんてほとんどありません。モハキハの開店時を思い返しても準備周到とはほど遠く、店主も店も足りないものだらけで発車しました。そして少しずつ必要なものを増やしたり、見直したり、勉強したりしながらの徐行運転で、今の今もモハキハのあちこちに手を入れつつ日々を過ごしています。つまり、モハキハは「まだまだ」の店なのです。

「これからカフェや喫茶店を始めたいと考えている人に向けて何かしらのヒントを」という企画意図にモハキハが応えられるかと不安でしたし、実際、役立つ体験談なんてないのですが、取材を受けたことで、モハキハにとっては改めて「店主がひとりで店に立つこと」について考え、モハキハがこれからどのようなことに取り組んでいけばいいかを考える機会になりました。

誌面では日本全国のいろいろなカフェが紹介されていて、それぞれにいろいろなやり方が紹介されています。未熟であっても、モハキハもそのうちのひとつ。モハキハはカフェ開業の指南としては力不足ですが、ヴァリエーションのひとつとして見ていただいて「こんな店も面白いかも」と思っていただけたらうれしいです。

Cafe & Restaurant (カフェ アンド レストラン) 2012年 02月号 [雑誌]

Cafe & Restaurant (カフェ アンド レストラン) 2012年 02月号 [雑誌]