雨の日もお待ちしています

なんだか不安定な天気がつづく大阪。雨が降ったり、やんだり。気もちよく晴れていた朝にはりきって洗濯機を回すと、夕方には空が灰色になり、屋上に干してきた洗濯物の心配ばかりしてしまう、そんなさいきん。これから入梅したら、六月、七月と、雨の日が多くなることでしょう。

雨の日には、なかなか外に出たくなくなるものです。散歩する足もとは冷たく染みてくるし、ふだんより数トーンも暗くなった町の景色は、眺めていてもあまりゆかいなものではないかもしれません。ふだんはのんびり歩いていることが多いような、モハキハの前を通るひとたちも、雨のために早足で家や会社をめざして通りすぎていきます。

モハキハは雨の日でも、月よう日から木よう日まで、いつもどおり営業しています。雨の日の店はなかなか静かなので、いつも以上にゆっくりすごしたい方、モハキハ店主とおしゃべりするもの悪くないかな、とおもっている方に、とくにおすすめです。

本日は「モハキハのガラス戸はシネスコサイズのスクリーンで、映画を見ているみたい」というお客さまからのことばをきっかけに、ウェイン・ワン監督『スモーク』という映画について話を聞きました。ポール・オースター原作(脚本も)、ハーヴェイ・カルテル主演の映画です。

さいごにカレーの話。モハキハカレー、本日のトッピングは、「ねのじフランク」「皮つき人参の白ごまチーズ焼き」「空豆の塩茹で」です。雨のせいで気が散ったのか、つい多めにカレーを煮込んでしまいました。