「インカのめざめ」というじゃがいものこと

昨日モハキハを閉めて帰宅すると郵便受けに贈りもの。東京の友人からモハキハ開店のお祝いをいただきました。三軒茶屋駅からすこし歩いたところにある「やきがしや SUSUCRE」さんのお菓子だそうです。素朴でかわいらしい焼き菓子いろいろ。おいしくいただきました。どうもありがとう。


友人からのメッセージによると、「やきがしや SUSUCRE」さんは女性のオーナーがひとりで切り盛りしているお菓子屋さん。店内に並ぶいろいろな種類の焼き菓子はすべて保存料を使わず作られているそうです。「誠実な姿勢と気持ちのよい接客がすてきなお店です」とのこと。友人がただ「おいしいから」という理由だけで贈ってくれたわけではないということがわかります。

友人はまだモハキハに来たことはないけれど、このブログやツイッターでモハキハの様子を見守ってくれているそうです。離れた町でもモハキハのことを考えてくれてるひとがいることがうれしいです。店に来てくれるお客さまももちろんだけど、遠くで応援してくれる方々に向けても、モハキハはちゃんとしていたいとおもいます。甘いお菓子とお茶で過ごしながら、背筋がしゃんとのびる午後です。モグモグ。

さて、本日のモハキハカレーのトッピングは

・豚バラ肉とインカのめざめのマスタード焼き
・春ブロッコリーと青ねぎのわさび和え
・れんこん入りゆで玉子マヨネーズ

「インカのめざめ」は北海道産のじゃがいも。小ぶりで、栗のように黄色くて、甘いじゃがいもです。変わった名前なので一度聞くと耳に残ります。アンデス原産種を北海道で改良した新顔のじゃがいもなのだそうです。モハキハ店主は「それがいもであればなんでも好き」の「いもラバー」なのですが、このインカのめざめは、見た目も味もちょっとエコヒイキしてしまいたくなるくらいにおいしいです。茹でても煮崩れしにくく扱いやすいのもうれしいです。豚バラ肉の脂と粒マスタードの酸味にもよく合います。

インカのめざめの別メニューは、今宵の「居酒屋モハキハ」にも登場。「インカのめざめのポテトサラダ」です。すこしかために茹でて、いもの粒を残しています。りんごを一緒に混ぜ込んでいるのがチャームポイント。マヨネーズは控えめです。

そのほかのおつまみに、「春キャベツの酢漬け/浅漬け」「温やっこ中華風」「りんごとクリームチーズのはちみつがけ」「鶏とセロリの南蛮漬け」「なすのカレーグラタン」などをご用意しています。北海道「北菓楼」の「開拓おかき」は三種(えりも 昆布/野付 シマエビ/枝幸 帆立)も、ビールがすすみます。

もちろん夜だってカレーもありますよ。お食事でも、お酒でも、お茶でも、好きなようにお過ごしください。寒さも一気に和らいだし、雨も弱まってきたし、よい夜になりますように。