香川旅みやげのおやつ「さぬき松平公かすてら」

かなり日が経ってしまいましたが、五月の旅の話。

初旬の連休には、瀬戸内の直島と四国香川をめぐる旅に出ていたモハキハ店主。大阪玉造駅を朝6時に出発して、在来線電車と瀬戸内を渡すフェリーに運ばれて、直島に着いたのはお昼前。東京に暮らしていたときはとにかく遠く感じていた瀬戸内の島まで、ものの数時間でたどりつきました(新幹線を使えばもっと速い)。

直島行きのフェリーからして大混雑。島内は人・人・人。さすが連休。美術館に入るのにも、バスを待つのも、すべて行列です。

地中美術館で観たモネの睡蓮の部屋はすばらしかったです。

うどんも食べ、森の石松気分でこんぴらさん詣でもし(わからない人は、映画マキノ雅弘次郎長三国志』を観たり、浪曲広沢虎造を聴いみてね)、念願の丸亀市猪熊源一郎美術館にも行きました。猪熊さんのポストカードは、以前東京で大規模な美術展があった際のお土産でいくつか持っていたのですが、猫と鳥のものを少し買い足しました。



そして最終日、朝早く宿を出て一番風呂を狙ってことでん(琴平電鉄)で仏生山温泉へ。シンプルでありながらきちんとデザインされた、すばらしい銭湯。お湯加減も、お休み処の快適さも抜群。ちゃんと町に馴染んでいるのがすばらしいです。


さて、モハキハのメニューには「旅みやげのおやつ」があります。旅好きの店主が、旅先で見つけてきたおやつをときどきお茶請けでご用意しています(ご用意がない場合もあります。ごめんなさい)。

さて、今回の「旅みやげのおやつ」のご紹介。松平家菩提寺法然寺がある仏生山でぐうぜん見つけた「さぬき松平公かすてら」です。

切り絵のパッケージが素朴ながらよく練られていて期待大。

中に入っていたのは松平藩ゆかりの玉藻城高松城)と葵の紋を型どった、ふんわりとやさしい味のカステラでした。

黄身の味がしっかりとして強めのコーヒーにもよく合います。

休み明け五月第二〜三週のモハキハで、旅みやげのお菓子としてお出しして好評でした。香川に行くことがあったらまたおみやげにしたいお菓子でした。