「たまつくり村」のご近所さん〜日々譚さん×22家さん×3.5GHさん〜

寒い日がつづく大阪の町。本日は「大寒」。ここ玉造と谷町のあいだにあるモハキハでは、レトロスタイルな灯油ストーブに火がともり、店主は「豚の角煮」を煮込んでいました(きび砂糖と焼酎と薄口しょう油で煮たあっさり仕立てです)。

さて、本日の居酒屋モハキハには、玉造で活動・営業されているご近所さんがあそびにいらしてくださいました。

モハキハから長堀通をはさんで北側にある器とギャラリーの「22家」さん、すてきなかっぽう着をつくる「日々譚」さん、写真家の「3.5GH」さん。さらにぐうぜん、自転車でたまたまモハキハの前を通りかかった、空堀にアトリエを準備中の料理家ちえちゃん(日々譚さんのかっぽう着姿で)も寄ってくれました。玉造界隈でわいわいと、暮らしと結びついた創作活動をされている方々。カウンタにずらりと並んで、思い思いにビールや焼酎を呑み、モハキハカレーや「北海道の浅利さんちのにしん漬」や「豚の角煮」をつまんでいただきました。

明日1月21日(金)から2月6日(日)まで22家さんで開催される「日々譚hibitan x 益久染織研究所の布」の作品展。その搬入を終えてきたばかりだそうです。「古シャツから作ったかっぽう着と、無農薬、手紡ぎ、昔ながらの方法で作られた益久染織研究所の布の出会い」とのこと。期間中には、日々譚さんのご自宅にて綿の手紡ぎ体験や、佐渡みやげ話と写真を楽しめるイベントなどもあるそうです(→詳しくは日々譚さんのブログをどうぞ)。

日々譚hibitan x 益久染織研究所の布 

会期:2011月1月21日(金)〜 2月6日(日)の金土日 12時-20時(※最終日は18時まで)
会場:22家(にこにこや) 大阪市中央区玉造2-16-18

3.5GHさん撮影のすてきな写真が目を引くこの作品展のDM、手織り教室に来たことがある方は気づくはず。あれっ、このご婦人は……!
モハキハが定休日の金〜日よう日に営業している「手織り教室 和田」のタカコさんがモデルなのです。緑豊かな背景は、モハキハの厨房においしい野菜を届けてくれている、和歌山の和田さんちの畑ではないですか。
タカコさんから聞いていなかったモハキハ店主は、年賀状と同じころに22家さんから届いたDMを見つけてびっくり。とてもすてきな写真とお知らせです。

22家さんはモハキハの定休日である金〜日の営業。残念ながら22家さんの展示とモハキハのカレーをハシゴしていただくことはかないませんが、タカコさんの手織り教室は、ちょうど時を同じくして1月21日(金)から2011年の営業がスタート。日々譚さんの展示を見てから軽い気もちで織りの体験をしてみるもよし、タカコさんとおしゃべりしてから22家さんに行くもよし。長堀通をはさんだちょっとしたお散歩、おすすめです。