猫のパト店員

モハキハ店主は午前中に洗濯やらそうじやら何かしらの家事を済ませてからモハキハに出勤しています。その家事の最中に「そろそろ出かける気かもしれませんがあそんでほしいです」と足元をうろうろする猫に、「いっしょに行きますか」と声をかけたら「ニャー」と鳴いたので、猫を背負って出勤することにしました。

彼女の名前はパトといいます。おしゃまな年ごろ猫二年生。白黒のツートンカラーで鼻まで黒いのがチャームポイント。さいきんツイッターもはじめました。→【猫のパトツイッターhttp://twitter.com/pato_the_cat

念のため入口にはこのような紙を貼っておきました。モハキハは飲食店なので決して厨房に入ってはいけませんよ、店の中を駆け回るのもご遠慮くださいねと前もって言っておいたのですが、そんな心配はまったくなく、店の物置で気配を消しすぎるほど静かに過ごしていました。でもさあ、もうちょっとさあ、ちらっと顔を見せるくらいのサービスはしてもいいんじゃないの。

パトは子猫時代によく店(タカコさんの手織教室)に連れてこられていて、そのころは我がもの顔で堂々とうろうろしていたというのに、今日の彼女はすこし大人になったのかすっかり怖気づいておとなしく、お客さまが帰って店主だけになるとようやく姿を見せるくらい。ちょっとの物音で驚いて逃げ、店主のうしろに隠れてしまいます。お客さまには「猫、どこにいたの?」と訊かれるほど。いつもはやかましいのに、今日ばかりは無口になっていました。

パト自身がモデルになっているフェルト猫とご対面。これは以前モハキハの階上で「Bunpaca」という雑貨とお洋服のお店をしていたみっちゃんが作った作品です。ちなみに、みっちゃんがデザインしている「French bull」というブランドの冬物靴下も各種入荷しました(これについてはまたあらためてご紹介します)。

開店から閉店までほとんど店の奥で静かにしていたパト店員。ときどきは店にあそびに来てほしいなと思いますが、その手を借りることはなさそうです(だって猫ですもの)。

モハキハでは、「2011 パトカレンダー」を企画中です。選りすぐりの写真を集めてハンドメイドで限定販売予定。予定数はモハキハ店主ががんばれるかぎりです。同様に「2011 モハキハカレンダー」も企画しています。こちらは店主の偏愛による鉄道と旅先の風景写真でつくるよていです。よろしくどうぞ。