カレージャンボリー、ありがとうございました

金よう日はモハキハの定休日。ふだんなら大阪の町を気ままに散歩している休日ですが、この日は東心斎橋の鰻谷sunsuiで行なわれた、IN/SECTS プレゼンツ「インセクツカレージャンボリー」にお呼ばれし、モハキハはカレーの出店で参加させていただきました。

お客さまはカウンタでミニごはんを受け取り、好きなお店のルゥをかけてもらうというシステム。おかわりをしていた方の姿も目立ちました。地下のフロアいっぱいにカレー好きが集い、六様なカレーの香りが満ちていました。

東心斎橋「Buttah」さん、南船場「ヤムカレー」さん、和歌山の「ガネーシュ美里工房」さん、神戸元町「ヒンホイ」さん、難波「サンドサンド」さんという、五つのカレーショップのあいだで、モハキハはいつもお店でつくっている野菜たっぷりのスープ仕立てのカレー「モハキハカレー」をご用意しました。

この日のトッピングは
・牛すじこんにゃく
・皮付きにんじんのごま和え
空豆の塩茹で

モハキハのカウンタの中で待っているだけではなかなかお会いできない、たくさんの方々にお会いできたたのしい日でした。「わ、おいしい」とか「今度はお店に行きますね」とか「やっぱり好きな味」だとか。はじめての方にも、何度かお店でお会いしている方からも、うれしいことばをたくさんいただきました。

たのしみにしていた遠藤賢司さんのライヴは、店番を交代しながらだったので、「カレーライス」や「満足できるかな」などの数曲かしか観られませんでしたが、やはりこの日も鬼気迫る、純音楽家として圧倒的なパフォーマンスでした。ライヴではじめて聴いた「地下鉄の駅へと急ぐ夏」という曲がすばらしくて、暗闇でこっそり涙目に。「夢よ叫べ」は最後に演奏したといううわさを聞きました。

春に開店したばかりのモハキハ。たくさんのお客さまはもちろん、ご一緒させていただいたカレーショップの店主さんたちにお会いできたのもうれしかったです。それぞれの店のカレーにそれぞれのこだわりと情熱が満ちていて、カレーとひとくちに言っても味わいはさまざま、カレーの懐の深さをあらためてかんじたイベントでした。

ご来場いただいたお客さまはもちろん、当日こころよくお手伝いをしてくれたなおちゃん、お声掛けくださったムラタさんはじめインセクツのスタッフの方々、どうもありがとうございました。モハキハ店主としてはひさびさの、モハキハとしては初のケータリング、とてもたのしくできました。またこういう機会があったらいいなとおもいます。